【用語解説】Yield
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読み方:イールド
Yield(利回り)とは、投資した金額に対して、どれだけの収益(利息や配当、売却益など)が得られたかを割合で示したものです。投資の効率性を示す指標として、様々な金融商品や資産運用において用いられます。資金調達の文脈では、社債や株式の発行を通じて資金を調達する際に、投資家が期待するリターンを測る指標として重要です。
代表的な利回りの種類としては、以下のようなものがあります。
・表面利回り(クーポンレート): 債券の額面に対する年間の利息の割合。
・最終利回り: 債券を償還まで保有した場合の年間の総合的な利回り。購入価格や残存期間、償還価格などを考慮して算出されます。
・配当利回り: 株式の購入価格に対する年間配当金の割合。
利回りは、投資家が投資判断を行う際の重要な要素であり、発行企業にとっては資金調達コストに直結します。一般的に、リスクが高いとされる金融商品は、投資家が高い利回りを求める傾向にあります。