大和財託は、2025年10月31日に四国銀行による「サステナビリティ・リンク・ローン」(SLL)1億5,000万円の実行を受けました。本ローンは、資金使途を限定せず、企業が設定したサステナビリティに関する目標(SPTs)の達成状況に応じて金利などの融資条件が優遇される融資形態です。これにより、企業の持続可能な取り組みを促進します。
大和財託が本ローンの利用にあたり設定したKPI(重要業績評価指標)は、「当社が竣工する住宅建物に占めるZEH水準の省エネルギー住宅戸数の比率」です。SPTs(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット)として、2026年度から2028年度にかけてのKPI成長率を年率平均成長率171%と設定しました。このKPIを達成した場合、金利引き下げのインセンティブが付与されます。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)水準の住宅は、住宅の年間一次エネルギー消費量を実質ゼロ以下にする住宅であり、地球環境への貢献度が高いとされています。同社は、不動産・建築領域を活用した資産価値共創事業を展開しており、本ローンの利用を通じて、ZEH水準の省エネルギー住宅の供給を加速させることで、顧客・取引先・社員の人生の潤いを高めるとともに、日本国および世界各国のさらなる発展に貢献していく方針です。
・四国銀行によるサステナビリティ・リンク・ローン(SLL)1億5,000万円が実行されました。
・KPIとして、竣工する住宅に占める「ZEH水準の省エネルギー住宅戸数の比率」を設定しています。
・KPI達成時には金利引下げのインセンティブが付与され、持続可能な取り組みを促進します。
・資金使途は長期運転資金であり、事業を通じた社会貢献と経済性の両立を目指します。

