Def consulting、デジタル資産トレジャリー事業を本格化

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Def consultingは、2025年11月28日に開催予定の臨時株主総会において、成長の柱として位置づける「デジタル資産トレジャリー事業」を本格的に推進するため、財務・事業・ガバナンス体制の強化を三位一体で図る議案を決定したと発表しました。

その内容は、まず資本金および資本準備金の額の減少を通じた財務基盤の柔軟化、次に定款の一部変更として発行可能株式数の増加と事業目的にデジタル資産関連を追加、さらに監査等委員である取締役の選任によるガバナンス強化という構成です。
この動きは、Web3時代を見据えた経営基盤の刷新を目的としており、デジタル資産を企業の新たな資産構成の柱と位置づける「共創型トレジャリー戦略」を掲げています。特に、イーサリアム(ETH)などを活用したステーキングやバリデーション事業など暗号資産エコシステムへの貢献を通じて、企業価値向上を狙う方針です。

また、これらの議案を通じて、将来のM&Aや事業投資、資金調達機会の拡大といった戦略的選択肢を確実にすることにも重きが置かれています。議案では、株主への既存株式価値への影響についても慎重な配慮を行うと説明されています。

・資本金・準備金の減少による財務構造の柔軟化
・定款変更で発行可能株式数増加・デジタル資産関連事業目的を追加
・新取締役を選任し、ガバナンス体制を強化

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