【用語解説】ROI(投資収益率)
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読み方:アールオーアイ
ROIとは、Return On Investment(投資収益率)の略で、投資した金額に対して、どれだけの収益が得られたかを示す指標です。投資の効率性や効果を測る際に用いられる重要な経営指標の一つで、数値が高いほど、その投資が効率的であったと判断できます。
計算式は以下の通りです。
ROI=(投資によって得られた利益÷投資額)×100(%)
例えば、100万円を投資して120万円の利益が得られた場合、ROIは120%となります。ROIは、新規事業への投資判断、マーケティング施策の評価、設備投資の妥当性評価など、幅広い場面で活用されます。ただし、ROIはあくまで金銭的なリターンに焦点を当てた指標であり、ブランド価値の向上や顧客満足度の向上といった非金銭的な効果は含まれません。そのため、投資判断の際には、他の指標と合わせて総合的に評価することが重要です。