カーボンクライオキャプチャー、日本政策金融公庫から5,000万円の資本性ローン調達

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カーボンクライオキャプチャーは、日本政策金融公庫の「挑戦支援資本強化特別貸付」による資本性ローンとして5,000万円の融資を受けたと発表しました。本調達は2025年11月末に実行され、同社が独自開発する高効率CO₂回収技術の社会実装と事業拡大を加速させる狙いがあります。カーボンクライオキャプチャーは、国立研究開発法人物質・材料研究機構(NIMS)で培われた技術をベースに、シリコーンゴム由来のPDMSゴムを吸収材として活用し、高濃度CO₂排出源から効率的なCO₂分離・回収を実現するプラント設計・開発を進めています。こうした技術は、酒造メーカーなどの高濃度CO₂が発生する現場において、有用な排出削減ソリューションとして注目されています。今回の融資により、商用プラント建設とその大型化のほか、経営人材やエンジニアの採用強化にも資金を充当し、事業基盤の強化を図る計画です。

資本性ローンは、政策金融機関が事業成長性を重視して提供する融資制度であり、返済条件や財務上の扱いが通常の借入と異なる特徴があります。カーボンクライオキャプチャーは、今回の資金を活用して設計・製造・運用の各段階で技術開発の推進を目指すとともに、国内外のさまざまな産業分野における脱炭素化プロジェクトへの貢献を見据えています。また、2026年2月には南九州地区での初の商用プラント建設を計画しており、200トン規模の高純度CO₂生産開始を予定しています。これにより、CO₂を液化炭酸やドライアイスなどの資源として再利用するサプライチェーン構築の一歩を踏み出すとともに、国内のカーボンニュートラル実現に寄与していく方針です。

・日本政策金融公庫の挑戦支援資本強化特別貸付により資本性ローン5,000万円を調達
・高濃度CO₂排出源向けの独自開発技術でCO₂分離・回収プラントの商用化を加速
・資金は商用プラント建設・大型化と経営人材・エンジニア採用強化に充当予定
・2026年2月に南九州地区で初の商用プラント建設、CO₂資源化を進める計画です

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