トクティーは、日本の「雇用主」と「外国人特定技能人材」を直接繋ぐ特許取得済みのマッチングプラットフォーム『tokuty』を運営しています。この度、シリーズAラウンドにおいて、イノベーション・エンジン、NCBベンチャーキャピタルが運営するファンドなどを引受先とする第三者割当増資により、総額1.25億円の資金調達を実施しました。
今回の資金調達は、日本国内で深刻化する労働力不足、特に特定技能人材の採用ニーズの高まりに対応し、事業拡大を加速させることが目的です。トクティーは、これまでの独自のマッチングシステムに加え、採用後のミスマッチや早期離職を防ぐ「人材の定着支援」に注力し、採用から定着まで一貫して支援する包括的なサポートプログラムの開発を強化します。
調達した資金は、営業体制の強化や、海外パートナーとの連携促進、プラットフォームにおけるビザ申請業務のDX推進など、プロダクト開発の加速に充当されます。これにより、ユーザー体験（UX）の圧倒的な向上を目指します。投資家からは、効率的で優れたビジネスモデルであり、日本の社会課題解決に直結する点が高く評価されています。
トクティーは、特定技能人材の採用を通じた人手不足の解消と地方創生への貢献を目指すとともに、将来的には人材ソリューションに留まらず、日本とアジアのハブとなる企業へと成長していく方針を示しています。3億人・60兆円とされる世界の移民市場へ挑戦し、日本とアジアの交流を様々な領域で活性化させることを使命としています。
・シリーズAラウンドで総額1.25億円の資金調達を達成しました。
・資金使途は「営業体制の強化」「プロダクト開発の加速」「人材定着支援サービスの開発強化」の3点です。
・採用後のミスマッチや早期離職を防ぐため、包括的な定着支援サービスの開発に注力します。