医療・ヘルスケア領域におけるディープテック(技術革新)の進展が期待される中、千葉大学発のスタートアップであるTOMOCLOUDが、シードラウンドにて5,000万円の資金調達を実施しました。今回の第三者割当増資の引受先は、UntroD Capital Japanが運営する「リアルテックファンド4号」です。2025年8月の創業からわずか数ヶ月での資金確保は、同社が掲げる「非侵襲生体イメージング技術」への市場の期待値の高さを物語っています。
TOMOCLOUDが展開するのは、電気インピーダンストモグラフィ(EIT)という次世代の可視化技術です。同社はまず、リンパ浮腫などの「むくみ」を非侵襲(体を傷つけない手法)で早期発見・モニタリングすることにフォーカスしており、将来的には介護や医療の多岐にわたる部位の可視化を目指すプラットフォーム構築を構想しています。
本調達により、製品のプロトタイプ開発や概念実証(PoC)の取得が加速される見通しです。さらに、NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)からの公的支援も受けており、中核人材の採用や品質マネジメント体制の整備といった経営基盤の強化も並行して進められます。
・リアルテックファンドを引受先とした第三者割当増資により、シードラウンドで5,000万円を調達しました。
・千葉大学発の独自技術(EIT)を活用し、リンパ浮腫などの「むくみ」を非侵襲で可視化する機器を開発します。
・NEDOの公的支援も併用し、プロトタイプ開発の加速やPoCの取得、専門人材の確保に注力します。
・医療・介護領域の課題を解決するイメージングプラットフォームを構築し、グローバルな社会実装を目指します。

